ウオノ目治療について


当院はウオノ目の治療に積極的に取り組んでおり、大変良好な治療成績をおさめております。
ウオノ目は大きく分けてウイルス性のもの(ウイルス性乳頭腫)と擦れて出来るもの(足底疣贅)があります。
治療法としては液体窒素による凍結療法が行われていますが、効果は不完全です。
その理由はこれらの方法では疼痛の原因となっている先端の尖った硬い角栓が残ってしまうからです。
当院ではピンセントとメスを用いてこの角栓をギリギリまで切除する方法をとっています。
かなり熟練を要する手技ですが、出血は全くなく、疼痛も殆どありません。
ただしウイルス性乳頭腫の場合は、角栓の中心部は血管が豊富で出血しやすくなっています。
出血するギリギリまで角栓を切除し、残った小さな角栓の上にスピール膏をなるべく小さく貼付すると、3日後にはほぼ治癒しております。
治療後の痛みは全くなくなります。
治癒時間は約5分間で保険が適用され、処置料は1700円です。
初診の方(3割負担)で約1360円、再診の方で約740円です。
まれに再発する事もありますが、数ヶ月後に再度同じ処置を行っております。